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歯ぐきを見れば見えてくる!全身の異変

歯周病と糖尿病は「双方向」の関係だった

更新日:2025.8.18


近年、歯周病と糖尿病には深いつながりがあることが研究で明らかになっています。口腔ケアの先には全身の健康があると意識することは、もはや歯科業界の中ではスタンダードな考え方となってきました。

糖尿病が歯周病を悪化させる!?

糖尿病患者は、歯周病が進行しやすく、治りにくいという特徴があります。
その理由は、慢性的な高血糖が免疫機能を低下させ、細菌感染への抵抗力が落ちるためです。加えて、血流障害により歯周組織の修復が遅れることも、炎症の慢性化につながります。糖尿病の既往がある患者には初期の歯周病の兆候に注意し、早めに適切な治療に入る必要があります。

歯周病が糖尿病を悪化させるメカニズム

一方で、歯周病が糖尿病を悪化させるという逆の因果もあります。
というのも、歯周組織の炎症によって放出されるサイトカインが血糖コントロールを妨げ、インスリン抵抗性を高めることが知られています。つまり、歯周病の放置が血糖管理の障害要因となるのです。
これはすなわち、歯科医院での専門的なケアが、糖尿病治療の一環となり得ることを示しています。

歯科医院が「医科歯科連携」の要に

糖尿病と歯周病は「双方向」の関係であり、どちらか一方だけのアプローチでは改善が難しい場合があります。このような状況で重要となるのが、歯科と医科の連携です。歯科医院では患者の口腔状態から糖尿病のコントロール状況を推察し、必要に応じて医療機関との連携を提案する役割を担います。また、セルフケア支援や生活習慣へのアドバイスを通じて、患者の全身管理をサポートできます。

まとめ:歯科ならではの目線で糖尿病をケア

歯周病と糖尿病の密接な関係は、歯科医院の臨床的判断や介入が、全身の健康に直結することを意味します。これまでの「口の健康を守る」から、「全身の健康を支える」視点へとシフトする今、歯科医院が担う役割はますます重要になっています。
知識と連携を武器に、糖尿病患者のQOL向上に貢献していきましょう。