Ci MedicaRoom|みんなの休憩室
心も身体もひと休み―休憩室に置きたい“癒やしアイテム”
慌ただしい医療現場で、ほっと一息つける空間づくりのヒント
更新日:2025.8.12

「癒やしアイテム」と言うとおしゃれな雑貨を想像するかもしれませんが、医療の現場では「使えるもの」と「使いにくいもの」がはっきり分かれます。香りや音が出るアイテムは避けられる傾向も。そこで今回は、実際に現場で働いていた医療従事者の声を元に、ほっと一息つける癒やしアイテムをご紹介します。
1. 首や肩のマッサージ器
長時間の立ち仕事や備品の運搬、緊張の続く現場で、肩や首のこりを感じる医療従事者は少なくありません。
音が気にならず、場所を取らないアイテムであれば、休憩中に座ったまま使えるため、リラックスしたいときにも便利。
短時間の使用でも、筋肉のこわばりをほぐし、仕事の合間のコンディション調整に役立ちます。
2. 使い捨てホットアイマスク(無香料タイプ)
仮眠や休憩時、意外と人気なのがホットアイマスク。
使い捨てタイプなら衛生面も安心で、無香料のものを選べば香りNGの職場でも使用可能。
数分目を閉じるだけでも眼精疲労や頭のぼんやり感が和らぎ、「次の業務へ気持ちが切り替わる」との声も多数あります。
3. 軽量・洗えるブランケット(シェア用サイズ)
冷暖房の影響で体が冷える休憩室には、共用できるサイズ・素材のひざ掛けが便利。
抗菌・速乾仕様のものや、洗濯機で洗えるタイプなら清潔さを保ちやすく、仮眠時だけでなく、読書やスマホタイム中にも使用しやすいアイテムです。
4. 栄養補給系の個包装おやつ&インスタント味噌汁
「癒やし=食」に行き着く方も多く、手軽に口にできるものは定番の癒しアイテム。
特に人気なのが、小分けナッツ・栄養補助スナック・個包装の味噌汁パックなど。
インスタントでも“あたたかいもの”を口にするだけで、心が落ち着くという声が多く寄せられています。
5. 足の疲れをほぐすアイテム(フットレスト・足裏グッズなど)
立ちっぱなしや長時間の移動で、足の疲労やむくみに悩む医療従事者は少なくありません。
踏むだけで刺激が得られる足ツボマットや、足裏ローラーなどのグッズは、手軽に使えてリフレッシュにぴったり。
無音で場所も取らず、短時間でも足元から体をゆるめる感覚が得られます。シェアも可能なため、休憩室の一角にひとつあると喜ばれるアイテムです。
医療現場では「癒やし=シンプル&実用的」
香りや音など、五感を直接刺激するアイテムが難しい現場環境では、「身体の負担を和らげる」「頭をリセットできる」実用的なアイテムこそが、真の癒やしにつながります。
仮眠派にも、ただ椅子に座ってひと息つきたい人にも。今回のようなシェア可能・気を遣わず使えるアイテムを取り入れて、現場の休憩空間をより快適に整えてみてください。